\DJI RoboMasterS1バトル大会!!/第38回CoderDojo紙屋町(広島)レポート

こんにちは、CoderDojo紙屋町(広島)チャンピオンの竹口です。8/4に38回目を行いました。

今回は、通常の道場に加えて、夏休み特別企画としてドローンメーカーとして世界的に有名なDJI社の最新教育ロボット「RoboMaster S1」によるフィールドバトル大会を実施しました。

今回全面的にご協力頂いたAbeille Inc.の古本代表ありがとうございました!

「RoboMaster S1」は、世界規模のロボット大会である「DJI RoboMaster」からインスパイアされて誕生した教育用ロボットです。

また、DJIの本国である中国ではちょうど世界大会が開催されています。日本からも福岡から日本代表(FUKUOKA NIWAKA)がチャレンジをしています。また今年からは日本国内でも予選会が始まるという世界的に拡大している大会になります。

さて、今回のフィールドバトル大会はどんなルールにしようかといろいろ悩んでいたのですが、私自身が RoboMaster S1 の知識不足ということもあり、当日まではっきりと決めきれていませんでした。

どうしようかなーと悩んでいたところ、ニンジャ考えてもらおうかな?とひらめいたのでした。超絶他力本願(笑)

会場の奥のスペースのテーブルや椅子をすべてどけて、ビニールテープでバトルフィールドをつくるところから始まり、どんなフィールドにしたらおもしろそうかなど好奇心の強いニンジャと相談して、木のオブジェを置いたり、クッションを置いたりしながらフィールドを構築。

じゃあ、次は「1人2回はやらせてあげたいのと、1位はどうやって決める?」というところからレギュレーションをニンジャたちに決めてもらいました。

バトルが始まると会場は想像以上に盛り上がりでした。

すると、壊れた障害物をもとに戻すニンジャ、カメラマンをやりたいというニンジャ、実況をしたいというニンジャが現れ、ほったらかしにしておいても大会が進んでいきました(すばらしい)

操作はタブレット

すごかったのはニンジャたちの操作の上達スピード。

今回は個々に操作レクチャは行わずぶっつけ本番(電池と時間の関係でデモンストレーションだけ最初に実施)。あとの操作は見よう見まね。でもどんどん上達してました。頼まれてもないのに操作レクチャをやっちゃうニンジャもいました(最高です)

そして、決勝に残ったメンバの中には、障害物を利用して相手の銃弾を受けないようにする戦術をとるニンジャも。見てるほうも興奮するほどレベルの高い戦いでした!

残りHP200で接戦を制し優勝!

一方、通常のScratch中心の道場も盛況でした。今回は初参加のニンジャがとても多かったです。最後の発表では7名ものニンジャが発表をしてくれました。

HaloCodeに興味津々のニンジャ
ストーリ仕立てで夏を表現してくれたニンジャ
きれいで動きのクオリティが高かった花火

そして、途中ロボットバトルが賑やかすぎてちょっと迷惑だったニンジャの人、ごめんなさい^^;

今月もユースメンターが誕生

うれしいことに今月も中学生男子のユースメンターが誕生しました。この勢いでどんどん増えてほしい。

最後に

普段はニンジャ同士のコミュニケーションが少なめの紙屋町道場ですが、今回はロボットバトルをきっかけにいつもよりコミュニケーションが多くなっていたように思います。

今回、いろんなテクノロジーに触れてもらいたいという思いから「RoboMaster S1」によるフィールドバトル大会を企画しましたが、他力本願が功を奏し(笑)うまいことニンジャたちのアクティブラーニング(主体的に考え実践する)ができていたのではないかと思います。

ニンジャたちのポテンシャルはやっぱりすごい!と改めて実感した今回の道場でした!

ABOUTこの記事をかいた人

takeguchi

CoderDojo紙屋町2代目チャンピオン。 広島市立大学情報科学部を卒業後、システム開発業界へ。2011年に個人で制作した東日本大震災支援アプリ(放射線量可視化アプリSafeAreaChecker)が、首相官邸ホームページ、Yahoo!JAPAN復興支援サイトや多数のWebメディアや書籍にて紹介される。アプリの利用者数は5万人以上となり、フジテレビの情報番組「とくダネ!」でも紹介される。その後、Web制作業界へ。ディレクションとコーディング業務を兼任。現在は、小学生から高校生までを対象としたプログラミングジム「ProGym」を運営。1児の父。