CoderDojo紙屋町の概要
CoderDojo(コーダー道場)とは、アイルランドの一人の高校生がはじめた、地域の子供達にボランティアでプログラミングを指南する活動です。
2011年からはじまったこの活動は世界中に広がり、現在では100カ国・2,000の道場が各地で開催されています。日本でも現在220箇所以上のDojoが定期的に開催されています(2023年8月現在)。
参考:CoderDojo統計情報(CoderDojo Japanサイト)
参考:世界のCoderDojo(CoderDojo サイト)
CoderDojo紙屋町は、それらのCoderDojoの一つとして登録しており、広島市中区で毎月Dojoを開催している団体です。
CoderDojo紙屋町のミッション
「プログラミング教育への参加の敷居を下げること」
ITが広く社会に普及し、社会におけるITの重要性も大きくなる中で、プログラミング教育への関心も高まっています。それに伴い、学校教育への提案や、プログラミング教室を運営する企業も年々増加しています。
また、ものづくりを中心に発展してきた広島においても、将来の社会を担う人材を育成するためには、プログラミング教育をより活性化していくことが重要です。しかし、世間一般のプログラミング教育に対するイメージは、「聞いたことがあるけどよくわからない」「難しそう」というのが現状ではないでしょうか。
CoderDojo紙屋町は、プログラミング教育への参加の敷居を下げることで、誰でも手軽にプログラミングの一歩を踏み出せるサポートをしていきます。
「みんながアイデアを持ち寄れる場を作ること」
プログラミング教育のコンテンツはまだまだ発展途上の段階です。様々な人がアイデアを持ち寄り、実践し、ブラッシュアップしていけるオープンな場が必要だと考えています。
またそのアイデアを大人と子どもが披露できるイベント、DojoBudokaiを開催したりしています。
「非IT系も含めたコミュニティを作ること」
ITはあくまでもツールであり、「ITと何かの組み合わせ」によって初めて価値を生み出します。
CoderDojo紙屋町のメンター、サポーター、参加する保護者には、IT系に限らず多様な方々が集まっています。そのような大人同士の交流によって、広島で新しいプロジェクトやビジネスが生まれるきっかけを作っていければと思ってます。
プログラミング教室との違い
CoderDojoは、自発的にプログラミングに取り組む子どもをサポートする場となっています。初心者には簡易な教材を用意していますが、基本的には子ども達自身が何を作るかを決めています。また、CoderDojo紙屋町では毎月1回の開催となっています。
CoderDojoの説明は以下のスライドをご覧ください。
もっと詳しく知りたい
下記ウェブサイトから、CoderDojoの詳細や最新の情報にアクセスできます。
本家サイトである CoderDojo (英語) では世界中の活動の様子が見れます。また、Facebook の CoderDojo Japan では日本全国の活動の様子を知ることができます。「これまでの成り立ちを知りたい」「地元で道場を立ち上げてみたい」といった場合には CoderDojo Kata を参照してみてください。