CoderDojo紙屋町メンターのナカオクです。
9月23日(日)に開催された、オープンソースカンファレンス2018広島にCoderDojo紙屋町が出展したので、その模様をお届けします。
予告でも書きましたが、今年はCoderDojo紙屋町だけでなく五日市、呉、海田、三次、光(山口)の6道場共同で展示ブースを運営しました。
常設の展示コーナでは、CoderDojo紙屋町と光が隣り合って展示を行いました。紙屋町ブースではお手製のマニュアルと開発中のScratch3、電子工作キットを展示しました。
また急遽、PCNひろしまの西本さんにお願いをして、IchigoJamのデモと西本さんが独自にタミヤさんのキットを改造して、IchigoJamを搭載したロボットを展示していただきました。
個人的な感想ですが、3年前にOSC広島に初参加した時に比べて、プログラミング必修化やCoderDojo自体取り上げられることが多くなったため、来場者の方からも活動を知ってると仰る方が増えたと感じました。
広がる、集まる、楽しくなる! CoderDojo LT大会
15時から広がる、集まる、楽しくなる! CoderDojo LT大会を開催しました。広島県と山口県から来た、CoderDojo関係者8人で順番にライトニングトークをしました。
※ライトニングトークは5分など短い時間で発表するプレゼンのことです。
今回はOSC運営の方に無理を言って、90分(2枠)の時間を頂いてスペシャルな内容でお送りしました。
長くなりましたので、まず1部の内容をお届けします。それではご覧くださいね。
CoderDojoってなんじゃろ? – CoderDojo海田 ナカオク(チャンピオン)
最初は私がCoderDojoのなりたちやどう言ったコミュニティなのか説明を行いました。
CoderDojoが大きくなるにつれて「子どもにプログラミングを教えてくれる場(正:一緒に解決する場)」「フランチャイズの組織(正:憲章を基に自由に活動するコミュニティ)」などの誤解が生まれました。
昨年のスライドほぼ同等ですが、今年はそこについて強調してお伝えしました。
えっちゃんの工作ワールド – CoderDojo光 金江さん(メンター)
金江さんがこれまでに作ったものを発表してくれました。
お仕事はエンジニアではないけどCoderDojoを通して学んだことを踏まえて、缶バッチなどの小物製作や電子工作を通して光道場を楽しい場にしようとしています。
「私の夢はギャル電※になることです!」
※ギャル電・・・東京新宿で活躍している、ギャルなのに電子工作が上手い事で(電子工作界隈で)有名な女性2人のユニットのこと
金江さんのこの一言に会場からは「おぉ」っという声が聞こえてきました。
初学者に優しいプログラミング言語とは? – CoderDojo光 澤くん(メンター)
澤くんは現役の高専生、若い視点からCoderDojo光を盛り上げてくれています。そんな澤くんが発表したのは、結構難しい内容。
情報学部ではC言語を最初に学ぶことが多いですが、果たしてそれって本当に良いことなの?という澤くん。京都大学でpythonを最初学ぶ人もいるということを知らなかったので、目から鱗でした。
自分にできる貢献のしかたを見つけよう – CoderDojo光 石川さん(チャンピオン)
CoderDojoはよく「エンジニアさんしか楽しめなさそう」「参加しても足手まといになりそう」という印象を持たれることが多いです。石川さんはそうではない、という発表をしました。
CoderDojoという場はただ単にプログラミングのサポートだけでなく、広報や会場準備、撮影などいろんな仕事があります。お互いが分業して楽しい場を作ろうとしているのです。
もしこのスライドを見て、「CoderDojo参加してみようかなぁ。」と思った人がいれば、ぜひお近くの道場まで足を運んでみてください。もちろん紙屋町でもメンターを随時募集していますよ。
また10月27日(土)に山口市で開催されるクリエイティブハントでCoderDojo山口が開催される事も発表されました。
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